4月11日 中学生の「家庭学習」に関して
秋田県の中学校では、何をやるかという具体的指示の「宿題」
ではなく
「家庭学習」という名のもとで、ノートに
決めれたページ数を、自由に何かをやって
提出するシステムが採用されています。
多くの子が、ただ何かを写すだけの作業
になり、勉強になりえていない・・・
悪いのは、子どもたちではなく、このボロ
なシステムを採用している学校ですけどね。
勉強とは、何かを覚えたり、
できるようになることを目的に、
インプットあるいはアウトプットを
することです。
では、何をやればいいかというと
普段は、英語・数学をメインにしていきます。
英語:学校の進度に合わせて、単語の暗記(意味を見て、正しくスペルが書けるように、口に出しながら練習する)、準拠ワークで文法、重要表現の問題を解く。教科書本文の暗記までできればベスト。
数学:学校の進合わせて、ワークを解く。苦手な人は、「中〇数学をひとつひとつわかりやすく(Gakken)」もしくは「わからないをわかるにかえる中〇数学(文理)」を、単元ごとにやってからワーク、という流れがよいと思います。
普段、英数をメインにやっていると、テストの10日前までには、英数のワークは少なくとも1回目は終わっているので、1回目でできなかった問題を2回目で、2回目でできなかった問題は3回目でできるようになればいいわけです。数学であれば問題を見た瞬間に解法が思いつく程度、英語は、最終的には教科書本文を覚える程度までやれれば、9割台が見えてきます(ワークは3回やるイメージです。2回目、3回目はできなかった問題だけでOKです)。
普段、英数をやっていると、テスト直前に、国語、理科、社会に割く時間が十分にとれます。
逆に、普段、英数をやっていないと、テスト直前になっても、どの教科のワークも、せいぜい1回しかできず(もしくは1回すらできない科目が出てきて)、全体の成績が下がります。
家庭学習のノートは、上記の勉強していくプロセスを書くイメージでいいです。
ちなみに、塾に通っている場合は塾のテキストをやっても大丈夫です。
ポイントは、家庭学習を何かを写すだけの「作業」ではなく「勉強」にすることです。
頑張りましょう。
2025年04月11日 12:19